初めての韓国旅行で迷わない
韓国から帰る前、何をどの順番で確認する?
荷物・免税・税関を、前夜から日本到着まで順番に確認。
買い物で荷物が増えた最終日でも、空港で慌てず日本へ帰るための確認順です。
まずこの順番
帰国準備は、6つに分ければ迷いにくい
韓国の最終日は、荷物だけでなく免税・税関・検疫まで確認することがあります。
実際に飛行機を運航する会社(運航航空会社)と出発空港を起点に、次の順で進めます。
- 予約・便を確定する
- 増えた荷物を量り直す
- 制限品を仕分け直す
- 韓国側の事後免税を確認する
- 日本側の持込可否と申告を確認する
- 当日の変更と書類を再確認する
前夜から日本到着までの確認メモ
一度に全部考えず、今いる場所に合わせて確認します。
ホテルで
- 運航会社・便名・出発空港・ターミナルを確認
- 購入品を含めて荷物を再計量
- 液体・電池・刃物などを仕分け直す
韓国の空港で
- カウンターと締切を当日の案内で再確認
- 対象なら商品を預ける前に事後免税手続を確認
- 保安検査前に必要な税関確認を済ませる
日本到着時
- 持ち物と別便の荷物を税関へ知らせる手続(携帯品・別送品申告)
- 肉製品や植物などは税関の前に検疫を確認
- 免税範囲を超える品や申告対象を正しく申告
1. 便を確かめてから、荷物を量り直す
販売会社名だけで決めず、実際に飛行機を運航する会社の条件を見ます。
運航会社と空港を確認
コードシェア便では運航会社の基準になる場合があります。便名、出発空港、ターミナル、カウンターを確認します。
2種類の荷物を別々に計量
飛行機の客室へ持ち込む荷物(機内持込手荷物)と、カウンターで預ける荷物(受託手荷物)を購入品込みで量ります。
当日案内で再確認
カウンターとターミナルは固定情報にせず、空港の便案内でも見直します。
空港へ着く一律の時刻は断定せず、利用便の締切と当日案内から逆算してください。
重量上限は航空会社ごとに違う
確認できた公式例でも、Peachは身の回り品を含む2個・合計7kg、JALは合計2個・合計10kg、大韓航空の一般席・プレミアム席は手荷物1個と身の回り品1個・合計10kgです。
- 保安検査後や免税店で増えた購入品も許容量に含まれることがあります
- 同じ数字を別の航空会社・運賃・座席クラスへ転用しないでください
自分の予約条件を運航航空会社の公式案内で確認します。
2. 液体は「通常の液体」と「免税店の液体」を分ける
仁川空港発の国際線で通常の液体・スプレー・ジェルを客室へ持ち込む場合、各容器は容器容量100ml以下で、20cm×20cmの透明ジッパー袋1袋にまとめます。
- キムチ、コチュジャン、化粧水、香水、歯磨き粉なども対象例です
- 免税店の液体は、不正開封防止袋(STEB)にレシートとともに密封し、未開封・未破損などの条件が必要になる場合があります
- 乗継便は経由地の規則でもう一度確認します
免税店で買ったという理由だけで、最終目的地まで持ち込めるとは決めないでください。
3. モバイルバッテリーとヘアアイロンは便ごとに確認
電池や発熱機器は、出発空港と運航航空会社の両方の条件を満たす必要があります。
- Peachの案内では、モバイルバッテリーは預けられず客室へ持ち込み、160Wh以下を最大2個、機内での充電・給電は不可、頭上収納棚ではなく目の届く範囲で保管します
- JALのソウル発便では短絡防止が必要です。金浦発では容量・個数によってカウンター申告が必要です
- JAL金浦発では、熱源を取り外せないヘアアイロン・カーラーは持込・預けとも不可です。取り外し式なども申告条件があります
JALやPeachの条件を別会社へ当てはめず、自分の便の案内を確認してください。

旅先で起こりやすいこと
空港で全部やり直さないために
重量超過、液体、モバイルバッテリーなどが混ざったままだと、カウンターや保安検査前で再梱包が必要になることがあります。
「前夜に量って、預ける物と持ち込む物を分けておけばよかった」
ホテルを出る前に、航空会社の画面を開いて荷物を仕分け直します。
4. 仁川空港の事後免税は、商品を預ける前に確認
対象商品の税金を出国時などに払い戻す制度(事後免税)を利用する場合の確認順です。
書類をそろえる
対象店舗でパスポートを提示し、購入証明・還付書類を受け取って出国まで保管します。
未使用・未開封の対象品を確認
必要時に税関へ提示できる状態にします。
預ける前に航空会社へ申し出る
受託手荷物に入れる対象品は、チェックイン時に申し出て税関確認後に案内された方法で預けます。
仁川以外の空港へこの手順をそのまま当てはめず、利用空港の案内を確認してください。
韓国の税還付と、日本入国時の免税は別
韓国で税還付を受けた商品や免税店で買った商品でも、日本では日本税関の免税範囲と申告規則で判定します。
- 成人1人の免税範囲には品目別の上限があります
- その他の品目は海外市価合計20万円が基準で、1個で20万円を超える品は全額課税対象です
- 最終の課税額は品目、価格、数量、年齢、別送品との合算で変わります
韓国で免税だったから日本でも自動的に免税、とは考えないでください。
5. 日本到着時は、税関・検疫を分けて進める
日本へ入国・帰国する全員が、持ち物と別便の荷物を税関へ申告します。
税関申告を準備
日本入国時の税関申告などを事前入力できるWebサービス(Visit Japan Web)または紙の申告書を使います。
肉製品や植物は税関の前に検疫
対象品がある場合は、入国審査後、税関検査の前に動物検疫または植物検疫を受けます。
別便で送った荷物を忘れず申告
旅行先から郵送などで別便にして送った荷物(別送品)は、帰国時に所定の紙の申告書2通を提出します。
100万円相当額を超える支払手段や一定の金製品など、該当者だけ追加申告が必要な項目もあります。
出発前の確認
肉製品と植物は、少量でも自己判断しない
日本への持込可否は、加熱済みか、個人用か、少量かだけでは決まりません。
肉、ジャーキー、ハム、ソーセージ、肉まんなど動物由来品の多くは動物検疫の対象です。
植物や果物などは国・地域・品目ごとの規制があり、原則として輸出国政府機関の検査証明書と植物検疫が必要です。
動物検疫所 / 植物防疫所の旅行者向け案内持ち込まずに済むなら置いてくる判断も含め、公式案内で確認してください。
薬・コスメは、商品名だけで判断しない
海外購入の医薬品や化粧品は、原則として自己使用が前提です。一般的な数量上限はありますが、成分・剤形・用途で追加制限があります。
- 処方せん薬などは一般に1か月分が目安となる区分があります
- 標準サイズの化粧品は一般に1品目24個が目安となる区分があります
- 規制成分を含む薬は少量でも事前許可が必要な場合や、持ち込めない場合があります
個別の韓国コスメ、サプリ、医薬品、医療機器の分類はここでは確定しません。
当てはまる人だけ追加で確認
主な流れを終えてから、自分に関係する項目だけ見ます。
別便・高額品
- 別送品は帰国時の紙申告と表示・期限を確認
- 100万円相当額を超える支払手段や金製品の申告を確認
年齢・薬
- 20歳未満は酒類・たばこの免税対象外
- 規制成分を含む薬は数量より先に許可の要否を確認
乗継便
- 免税店の液体は経由地ごとの保安規則を確認
最後に決める
最後は、今いる場所の3項目だけ
すべてを一度に覚えず、次の行動だけ確認します。
- ホテルを出る前便・荷物・制限品を確認
- 韓国の空港免税・カウンター・保安検査を確認
- 日本到着税関・検疫・申告を確認
旅行日の運航会社・空港・政府公式案内を最後にもう一度確認してください。
帰国前によくある質問
空港には何時間前に着けばいい?
全空港・全航空会社に共通する一律の時刻は確認できません。実際に飛行機を運航する会社、出発空港、便の当日案内で締切と推奨時刻を確認してください。
Visit Japan Webは必須?
日本入国時の税関申告などを事前入力できるWebサービス(Visit Japan Web)の利用は推奨されていますが、紙の申告書も利用できます。税関申告そのものは全員必要です。
韓国で税還付を受けた商品は、日本でも免税?
韓国での税還付と日本入国時の免税判定は別です。日本では品目、海外市価、数量などを日本税関の規則で確認します。
韓国で買った薬やコスメは、そのまま持ち込める?
商品名だけでは法的な分類や数量上限を確定できません。成分、剤形、用途を確認し、必要なら日本税関などの公式案内で個別に確認してください。
乗継便でも免税店の液体を持ち込める?
不正開封防止袋に密封されていても、経由地の保安規則で扱いが変わります。経由地と運航会社の案内を確認してください。
最終確認日: 2026-09-21